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田野 直美さん

マナー講師

たかじんさん偲ぶ会、一般献花のマナー

2014年2月23日

そうそうたるメンバーが発起人。やしきたかじんさんを偲ぶ会

たかじんさん偲ぶ会、一般献花のマナー「お別れ会」や「偲ぶ会」という言葉が聞かれ出したのは、20年ほど前からです。「お別れ会」は死後14日~50日以内に行われるもので、一周忌以降に行われるのが「偲ぶ会」と言われています。ただし、決まりはないので、どちらが正しいということはありません。

基本的には、家族を中心に葬儀・告別式を行い(密葬)、火葬をすませた後、改めて会社関係や友人・知人らを招いて行います。遺族の立場からすると、二度にわたって葬式を行うようなもので負担は大きくなるでしょう。その期間を落ち着かない気分で過ごす上、費用も重なるため、一般人には少なく、芸能人・著名人・会社役員などに多く見られ、会社や発起人などが主催します。この度のやしきたかじんさんの場合も、そうそうたるメンバーが発起人になっています。

無宗教形式の偲ぶ会、たかじんさんの場合は「ミックス型」

会場は、セレモニーホールやホテルで行われます。一般的には、宗教色のない無宗教形式です。特にホテルでは、読経や線香はタブーですので、宗派の関係がない献花となります。方式には決まりがありませんが、「セレモニー型」「パーティー型」「ミックス型」に分類できます。

セレモニー型は、通常の告別式に近い形で進行されます。正面中央には生花で彩られた大型祭壇が飾られ、オープニング時は故人の経歴や功績などが紹介されます。途中、映像や音楽を流すなどの演出が盛り込まれ、「お別れの言葉」などの紹介が行われた後、ひとりずつ献花をして退場します。パーティー型は、献花が行われた後、会食会場へ移動して立食。個々の都合に応じて自由解散というスタイルになります。

ミックス型は、セレモニーとパーティーの両方を行うスタイルです。たかじんさんの場合は、2部構成で、1部では一般の弔問客が献花をし、2部は関係者のみのお別れ会になるそうです。

喪服・黒の礼服、「お香典」「ご仏前」の上書きはタブー

服装については、喪服・黒の礼服はタブーです。ホテルなどでは、「お葬式ではないので、喪服・黒の礼服はご遠慮ください」と告知しています。また、案内状などにも「平服でお越しください」と書いてあることもよくあります。「平服とは普段着で良いの?」と思うかもしれませんが、男性はダークスーツ、女性は黒ではなく地味目の色合いのスーツ、またはワンピースが良いでしょう。

パーティー型の場合は会費制が多いので、会費のみで問題ありません。案内状に会費が明記されていない場合は、上書きを「御花料」として持っていくのも良いでしょう(主催者側が受け取らない場合もあります)。「お香典」「ご仏前」の上書きや、不祝儀袋に蓮華の浮彫、ぼかし絵などがあるものはタブー。これは仏教の証です。また、白ユリなどはキリスト教となりますので、注意してください。金額は、一般的な香典と同じです。ただし、パーティー型とわかっている場合は、会場によって違いますが、食事代が5000円~1万5000円程度ですので、それに見合う金額を持って行きましょう。不祝儀袋は、関西では四十九日までは黒白の水引き、四十九日以後は黄白の水引きでも構いませんが、無宗教形式ですので、無地の金包みがベストです。

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