JIJICO

山口 里美さん

司法書士

有楽町駅前で「親のことを考える」

2014年7月7日

日本初、高齢期を迎えた親を持つ人たちのためのサロンが開設

有楽町駅前で「親のことを考える」年齢を重ねるごとに誰しも不安なことが少しずつ増えてきます。身体のこと、お金のこと、家族のことなど。子世代も、これから親とどう接して暮らしていけば良いのか、わからないことばかりです。

だからこそ、歳を重ねることを不安に感じることがないように、これからの家族のためになる「新たな発見に出会える場所」として、40代~50代の高齢期を迎えた親を持つ人たちの不安や心配事を解決するサロン「オヤノコトR・ステーション」が日本で初めて有楽町に開設されました。

幸い日本には、様々な便利商品や配慮サービスがたくさんあります。また、事前に知っておけば得な情報や制度も山ほどあります。しかし、現実には、それが必要な人に、必要なタイミングで届いていないように思えます。ならば、「企業も、個人も、専門家も、皆が集まれば新しい発見がある」ということで、ショールームとセミナールーム、相談スペースを兼ね備えたサロンが生まれたのです。

この「オヤノコトR・ステーション」には、パートナー企業のアイディア商品が展示されており、専門家によるセミナーが開催されたり、個別相談が行われたりします。

相続トラブル防止のためにも親世代と子世代が向き合うことが大切

私は司法書士として、普段から、揉めてしまっている相続、つまり「争族」の相談をよく受けます。高齢化社会の中で、民法の改正があったり、平成27年1月1日には相続税の改正が行われたりと、この分野では、今後もさらにトラブルが増加されると予想されています。親世代は、自身の義務として、子世代が揉めないようにしっかりとメッセージを残しておく必要があると考えます。そして、トラブルの前に、成年後見のこと、介護のことと、子世代が知っておかねばならないことも他にもたくさんあります。

そういったトラブルを防止したり、もしものときに備えたりするためには、「親と子がしっかりと向き合って話をすること」が最も大切です。しかし、世帯を別に暮らしてしまうと、なかなかそのきっかけが見つかりません。だからこそ、「オヤノコトR・ステーション」のような「場」を活用してほしいと思います。親世代と子世代が一緒に商品を手に取ってみると、その商品の価値がよくわかります。一緒にセミナーを受講することによって、親と子の距離がぐんと近くなります。さらに、エンディングノートなどを活用して、思い出から書き始めることによって、大切な人や大切なことへの気づきがあります。

親世代と子世代が向き合うための第一歩として、このような交流の場とモノを活用することをオススメします。

※「オヤノコト」は、株式会社オヤノコトネットの商標登録です。

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山口 里美さん
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