JIJICO

安藤 はま子さん

心理カウンセラー

潜在意識が「ネット上だけの友人関係に陥る人」をつくる?

2015年10月11日

日本の高校生の7.6%が「ネット上だけの友達」が100人以上

潜在意識が「ネット上だけの友人関係に陥る人」をつくる?国立青少年教育振興機構などが、日本とアメリカ、中国、韓国の4カ国で実施した意識調査で、日本の高校生の7.6%が「ネット上だけの友達」が100人以上いると答えたそうです。ネットの危険性は90.4.%が認識していたとのことです。

現代は、インターネットを外した生活は考えられなくなっています。特に若い世代の人たちにとっては、生まれたときからこういった環境があったので、生活の大部分は「ネットに支えられている」と言っても過言ではないでしょう。ですから、人間関係がリアルだけでなくネットで築かれていることも仕方がないように思われます。中には「ネット上だけの友達関係しかない」という若者もいるようです。

相手に合わせる能力が減り、組織に属すことが難しくなる可能性も

ただ、ネット上で知らない人たちとつながることで、犯罪などに巻き込まれたりする危険性はあるわけです。最近のニュースなどから考えられる危険は、次のようなものがあります。

・性的犯罪に巻き込まれる。
・詐欺や悪質商法の対象にされる。
・誹謗中傷の対象にされる。
・パスワードなどを利用される。
・コンピューターウイルスに感染する恐れがある。

さらに、ネット上だけの友達関係で完結することの危険性として次のこともプラスしたいと思います。

・対面の人間関係を構築しないことで怠惰になる。
対面の人間関係ではやることが多く、まめに体や心、脳などを使わなければなりません。ネットだけだと楽をするため、人間が怠惰になります。

・相手に合わせる能力が減り、組織に属したりすることが難しくなる。
ネットは自分の都合で声をかけたり返事をしたりできるため、自分のペースで人間関係を進めることができます。相手に合わす必要があまりないため、社会で組織に属することが大変だと感じるようになるでしょう。

ネットやリアルで人間関係をつくっていく現代の若者

最初に書いた調査結果では、ネットの危険性は多くの高校生たちが認識しているということでした。ネットでの人間関係には、たくさんのメリットもあります。危険性を認識しながら、ネットやリアルでバランス良い人間関係をつくっていくことができるのも、現代の若者たちなのではないでしょうか。

ネット上での友達関係をつくっていくときには、自分の生活をしっかりやっていくことができれば、それほどひどい問題は起こらないものです。逃げたいこともあるでしょうが、勉強や社会生活を前向きにこなしていける自分をつくることが大切です。そのためにも、人から言われる前に自分から動けるようになりたいものです。

最後に、ネット上だけの友達関係を構築している人たちをつくっているのは、私たちの潜在意識です。対面での人間関係を面倒くさがったり、マイペース過ぎたりしている自分がいるときには、「ネット上だけの友人関係に陥る人たち」をつくっていることに気づきたいものです。

専門家に相談してみよう!

安藤 はま子さん
心理カウンセラー

執筆記事一覧

最新記事や今おすすめ記事をお届けします。
解決!アスクミー JIJICOメルマガ

>今すぐ登録する!

「くらし」のその他の記事

2017年9月21日 城戸 景子さん
イメージコンサルタント・マナー講師
解決!アスクミー JIJICO
第一印象の重要性。第一印象はたった7秒で決まる?
第一印象の重要性が注目されて久しいが、第一印象に大きく影響するのは見た目です。良い印象を与える見た目作りを2つのステップで考えましょう。
2017年9月21日 田沢 剛さん
弁護士
解決!アスクミー JIJICO
衆議院解散権は誰の権限?大義は必要?
衆議院解散の際は、そこに大義があるのか否かを含めてこれまでの政権の有り方が問われ、あるいは今後の我が国のあり方を占う重大な選挙となることは間違いありません。
2017年9月20日 小田原 漂情さん
塾教師、歌人・小説家
解決!アスクミー JIJICO
作文で得られる力とは?「つまずき」と家庭での対策について
作文は「自ら考え、整理し、表現する」力を養う、子どもには欠かせないものですが、途中できらいになってしまう子も。作文指導や家庭でのサポートを専門家が解説。
2017年9月19日 折本 徹さん
行政書士
解決!アスクミー JIJICO
日本は本当に外国人労働者に依存しているのか?
人手不足の解消に「外国人雇用」を考えている企業も増えてきているようです。一方、外国人労働者への依存の懸念も。果たして、現在依存状態にあるのでしょうか?

テーマ