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井島 惠子さん

人材育成コンサルタント・キャリアアドバイザー・メンタルコーチ

言われた以上の仕事をする習慣でキャリアアップを目指す

2016年5月24日

どのように働くことがキャリアアップにつながるのか?

社会に出て企業に勤め、ビジネスマンとして自分を振り返ったとき、「自分の仕事にはどういう意味があるのだろう?」「自分にとってどのように働くことがキャリアアップにつながるのだろうか?」といったことを考えたことはありませんか。

自分では、上司の指示通りに仕事をしているにもかかわらず、「今の若いものは、指示待ちの仕事しかしない!」などと言われてしまうこともあります。では、奮起して、自分の希望や意見を言うと、「まだそこまでできるようにはなっていないだろう!まずは基本を覚えろ!」と言われたりもします。

このような矛盾に戸惑うこともあるなか、一体どのように働いていけば良いのでしょうか?

ビジネスではあなたがどう動くかを求められる

そんな私たちが仕事に求めているものは何でしょう?
それは、「能力を認められること」や「やりがい」かもしれません。

では一方で、ビジネスの社会であなたに求められているものはなんでしょう?

ビジネスの社会では、実は単に言われた仕事を誠実に務めることだけでは評価されません。あなたのやりがいや能力よりも「どう動くか」が求められており、また見られているのです。

この「どう動くか」ということは、ビジネスを円滑に進めていく上にも、また自身のキャリアアップにも密接にかかわってくるところです。

仕事で必要な二つの力

そこで、仕事上必要になってくること、求められることは次の2点になります。

  1. 状況を判断できる力
  2. 情報を収集する力

です。

なぜなら、仕事上で自分の予測に反した状況が起こると、私たちは気が動転して途方にくれてしまうことがありますが、そのようなときにこの二つの能力が必要になるのです。実際、予測に反した状況に常に対処できなければ仕事は進んでいきません。この「現状を打破して仕事を進める」ことが、「自分の仕事」であり、それを行うことのできる能力が「仕事力」であり、評価につながる部分です。

つまり、日ごろから「どう動くか」「どう動いたらよいか」に、あなたは意識をむける必要があるのです。

チームスポーツのようにチームにとって頼りにされるメンバーを目指す

仕事はチームで行うスポーツと似ています。自分のポジションのみの仕事・役割をしていても、勝負には勝てません。
自分のポジションを理解し、役割をはたさなくてはなりません。周囲のメンバーと状況に気を配り、状況を察知し、冷静で柔軟な判断が必要です。

そして、自分のできること、求められていることを適切な範囲の中で行動に移していきます。そうしていくことで、チームメートから信頼され、チームも強くなり、勝利へとつながっていくのでしょう。

私たちは常に賢いプレーヤーでいたいものです。求められる賢さは、学歴は勿論ですが、学歴以上に実務経験がその賢さにつながります。
だから上司や会社は、部下にその実務経験を積ませたいと考えています。

スポーツチームにはコーチがいて、どのようなトレーニングをしたらよいかを選手に教えてくれます。
ビジネスでは、上司や会社が部下に何が必要かを考え教えてくれています。

その必要なものが

  1. 状況を判断する力
  2. 情報を収集する力

です。

上司が部下に与えてくれるものは指示命令を通してです。部下の能力に見合った指示命令は、特段イレギュラーなこともなく、無難にこなすことができる業務です。指示命令は、言われたことをその範囲内で終わらせればよいのです。

ですが、そのあとにちょっとした気配りができるかが問われている、試されているのです。このちょっとした気配りは「先を読む力」だったり、「仮説を立てる力」だったり、「向上心」とも置き換えられます。

PDCAの一歩先を行く仕事の習慣を身につける

仕事はPDCA【計画>実行>振り返り・評価>再実行・改善】で通常進められます。

しかし、一方で上司の指示命令は、【計画>実行】で完了させられることが多いのです。
そのような中でも仕事のできる人、自分で仕事を見つけることができる人は、次の【振り返り・評価>改善】ができる人です。
そしてさらに仕事の出来る人は、【計画】の前に【情報収集>計画】まで行っています。

どいうことかというと、与えられた指示命令に対して、十分な情報を集め、状況を判断し、課題や次の展開を考えられる、ということです。
指示命令以上の仕事を自分の責任の範囲で考え、そして実行に移していく力です。

ビジネスの社会では、スキルアップをし、自分の仕事をきちんとできるようになること、そしてリーダーとして組織としての仕事ができるようになることが目標になります。

新人のうちから、PDCAを踏まえ、プラスアルファの仕事をしていく意識を持つことが重要です。これが自分のリーダーシップを発揮し、真のリーダーになっていくための基礎になるでしょう。そして、PDCAは人と仕事のマネジメントの基礎でもあります。

マネジメントは教えられても理解できるものではなく、自分で経験し身につけていくしかありません。社会人のスタートを切った早い時期から、自分の仕事のくせとして、PDCAを意識しながら言われた以上の仕事を目指すべきでしょう。

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井島 惠子さん
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