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大崎 清美さん

心理カウンセラー

娘の恋愛問題 母親はどのように対応すれば良いか?

2016年7月27日

中学生女子の恋愛事情

娘の恋愛問題。これは、娘を持つ母親なら、いつかぶつかる課題かなとも思います。
母子だから話しにくい、いや、母子だから避けずに母親は動じず受け止めて欲しいと思います。

私も多くの学生の恋愛問題に立ち会ってきました。
ここでは、中学生、高校生の女子にフォーカスしていきます。
性の問題というのがどんどん低年齢化している中、受験を控えた大事な時期の中学三年生でこの問題に悩む生徒が多いのです。
中学で、彼氏彼女がいる生徒は多く、恋愛関係でなくても好きな子、または気になる子がいる、という生徒は相当数いるでしょう。

学生生活の中で距離が一気に近くなるイベントがあります。それは修学旅行。
修学旅行後に妙にカップルが出来始めます。
カップルにとって、受験という共通の直近の目標があり、気持ちが同じ方向に向いていきます。
学校を絞り込んでいく中で、「一緒の高校に行きたい」という衝動に駆られていきます。
レベルを上げていくなら、頑張れって言いたくもなりますが、相手のレベルに合わせて極端にレベルの低い高校選びをする子もいます。
受験勉強を一緒にし出すと、共に過ごす時間が増えます。一方、受験に向けてのストレスもたまります。

そんな中、男子生徒は女子にかなり興味を抱く年齢でもあり、そのように長い時間二人きりで過ごしていると、自制心がきかなくなる時が出てきます。
そして、一度そのような性的関係を持つと、男子は止まりません。
受験勉強そっちのけで、一緒に過ごすたびにそのような行為を求めるようになります。
女子が嫌がるのを無理やりというケースもありました。
これは、女子生徒から相談を受け対応したので解決しましたが、保護者も子どもは受験のことで頭が一杯だから、そのような行為をする余裕は無いなどと安心するのは危険です。
むしろ、受験のストレスから性行為に及ぶことがあるということを頭において欲しいのです。

高校生女子の恋愛事情

高校生女子になると娘の行動は一気に加速し、親はその行動を把握できなくなります。
アルバイトなどから大学生、社会人と交際するケースも多くなり、「友達の家に泊まっていいか」と嘘をついてまで行動することもあります。

「彼氏の家に泊まっていい?」と言う子はまだ素直ですね。
彼氏の家が実家なら、相手の親御さんがいるので多少安心ということがありますが、地方から出てきている一人暮らしの大学生の場合、これは難しくなるケースが多いようです。
親が娘に対し厳しすぎると彼氏の家に入り浸ってしまう子もいます。
高校も行かなくなってしまう子もいます。
妊娠、中絶、出産、そこまでいってしまうケースも見てきています。
彼氏に夢中になったら、親よりも一緒に居たいのは当然かもしれません。
家に居て、何かと詮索、小言を言われたら家に居たくないと想うのも今の子です。

性行為をするのはダメだと言うだけではなく、行為をしている前提で母親だから言える女性の身体のリスクを自分の体験を若干デフォルメしながら話をするのも娘の心に届けるメッセージになります。
面と向かって「Hしたの?」と聴いても恐らく「うん」とは言わないし、言えないでしょう。
逆に母親が話しやすい雰囲気を作ってやることが大事になります。
ここで大切なのは、娘を精神的に追い詰めないことです。
追い詰めた結果、家を飛び出し彼氏のもとに行ってしまい、その後の親子関係が崩れてしまった家庭をたくさん見てきているからこそ、娘の行動を信じて、娘の口から話をするよう待ってあげて欲しいと思います。

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大崎 清美さん
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