JIJICO

松尾 賢さん

ダイエットカウンセラー

しっかり食べているのに栄養失調?新型栄養失調とは?

2017年2月9日

日本人の食品添加物摂取量は世界トップクラス

8637b310b3cd98acc668d7d6a05034ee_m本日は、一人暮らしの食生活についてお話しさせていただきたいと思います。
あまりご存知ないかもしれませんが、日本人が一年間に摂取している食品添加物はどれ位なのかご存知ですか?
おそらく皆さんが考えているよりも多いかもしれません。
実は世界でもトップクラスの摂取量で年間に1人あたりの平均摂取量はなんと4kgもあります。
1ヶ月にしたら約333g、1日にすると約11gです。
想像がしにくいかもしれませんが、添加物だけと考えるととてつもない量です。

新型栄養失調とは?

これを毎日知らずに摂っていると思うとびっくりしてしまうと思います。
ただ今日私が一番お伝えしたいのは添加物の事ではないです。
新型栄養失調と言う言葉はご存知でしょうか?
それはカロリーなどの栄養素、糖質、脂質などを中心とした栄養素は太るほど摂れるのに、身体の調子を整えていくミネラル、ビタミンなどの栄養素が不足してしまっている事を指した言葉です。
つまりきちんと食べているのにもかかわらずに栄養不足になってしまっているのが、とても問題なのです。

厚労相などでは、実は食品添加物などの害は科学的にその害が証明するには不十分とする見解を重視しています。
ですので、その毒性や危険性があまり認められずにいる現実があります。
しかし新型栄養失調などの栄養素の不足に関してはすぐに病気になる危険性があるとあっさりと認めています。
つまり国も認めるほど栄養失調は危険性が高い事が分かっている事なのです。
つまり一人暮らしの食生活で一番気をつけたいのは新型栄養失調にならないようにする事がとても大切だと思います。

新型栄養失調にならないためには?

では具体的にはなにをすれば良いのでしょうか?
答えは簡単です。
野菜の形をしている野菜を買い、魚の形をしている魚を買い、肉の形をしている肉を買い、ゆで汁などを茹でこぼさずにご自分で調理をする事で全て解決します。

コンビニやスーパー、デパ地下などで売られているお惣菜や冷凍食品、カット野菜、お弁当などを食べても、必要とされる栄養素を摂取できるのではとお考えかもしれませんが、そうではありません。
それらは通常、工場で大量生産されています。
その際、食中毒や変色なども防ぎ、流通や安全性を高める為に工場で煮て、ゆで汁を捨て、添加物入りの水にさらしています。
その結果、野菜やお肉などに含まれているミネラルやビタミンなどの微量栄養素をほとんど洗い流してしまっています。
この事が問題で、野菜や魚の見た目で彩りも鮮やかなのに栄養素が抜けてしまっているカスカスの食品になってしまっているのが問題なのです。
これを解決するにはお話ししたように手作りするのが一番なのですが、なかなか1人だと難しいのが現実だと思います。

そこで今日はだれでも出来るミネラル、ビタミンなどの栄養素をなるべく逃さないようにするちょっとしたコツを少しお話し致します。
それは例えば、牛丼屋さんに行ったらつゆだくを食べるようにする事!
多くのチェーン店では経費を削減する為に必ず牛丼の具材になる牛肉や玉ねぎを各店舗で煮込んで作るので、そのつゆの中にミネラルなどの栄養素がたっぷり含まれているので、牛丼屋さんにいったら肉抜きのつゆかけご飯に卵と豆腐が食べられたら満点だと思います(笑)
ちなみにサラダは工場で軽く煮てよーく洗われているので繊維はありますが、大切な栄養素は失われてしまっているのでオススメはできません。
同じお金をかけるならトッピングには卵と豆腐の方が断然良いです。

しっかりとした朝食で必要な栄養素の大半は摂取できる

また、朝食を作る事、メニューはご飯とお味噌汁が良いです。
まずはミートボール位のおにぎりを作って冷凍しておいてチンしても良いので、とにかくご自分で作る事をしてあげる事、お味噌汁を作るときに大切なのは出汁をちゃんととって、お味噌はきちんとしたものを使う事!

ご存知でしょうか?
コンビニのおにぎりは裏の原材料表示をみていただくとわかりますが、本来はいらないはずのカタカナ表記のものがたくさん入っていますし、機械で作るのでご飯と機械がくっつかないように油も入ってしまいます。
お味噌汁にもポイントがあります!
お味噌は本来原材料に大豆、麹、塩あとは米や麦などしか必要ないのでカタカナ表記のあるものは避ける事、また麹が生きているものは発酵が進んでしまうと密封してあれば爆発してしまうので、パッケージに呼吸をする為の工夫があるものを選ぶ事が大切です。
きちんと麹や菌が生きているものは穴が空いていたり、特殊な呼吸が出来るフィルムなどを使ったパッケージになっています。

もしそれができなくても、とにかくご自分で朝食だけでも手作りするのが良いと思います。
あまり知られていませんが、ご自分で炊いたご飯と味噌汁を朝に食べると1日に必要な栄養素の90%が摂れると言われています。

忙しい現代人の生活で朝食だけでもきちんと食べる習慣を作ってあげるのはとても大切だと思います。
昼食や夕食がどうしても外食になってしまうようなら、仕込みからお店で全て作っているような昔ながらのお店をなるべく選ぶようにして欲しいです。
コンビニ、デパ地下、冷凍食品などの見た目が綺麗で健康的に見えるような、色鮮やかな野菜やおかずは栄養素が抜けてしまっているものがとても多いので注意が必要です。

ご参考にしていただければ嬉しいです。

このコラムを書いた専門家に質問できます

松尾 賢さん
ダイエットカウンセラー

「美容・健康」のその他の記事

2017年7月25日 小倉 越子さん
社会保険労務士
残業代ゼロ法案は働き方をどのように変えていくのか?
「残業代ゼロ法案」とは?「高度プロフェッショナル」とは?意味を正しく理解し適正な労務管理を行わなくては、残業代ゼロ社会は実現しないでしょう。
2017年7月25日 杉山 夏子さん
ファイナンシャルプランナー
賃貸アパートで大家さん業?それとも現金で持つ?相続対策のあり方
相続税対策として賃貸アパート経営を選ぶ人が増えていますが、現金で持っているよりも有効なのでしょうか?専門家が解説します。
2017年7月24日 林 朋寛さん
弁護士
刑法改正で性犯罪が厳罰化へ 性犯罪は減少するのか?
「強姦罪」から「強制性交等罪」に変更、厳罰化、「監護者わいせつ罪」「監護者性交等罪」の新設、起訴は被害者等の告訴不要に。しかし、課題や問題も。
2017年7月23日 河野 晃さん
弁護士
共謀罪法施行 準備行為の規定があいまいで企業活動委縮の懸念
組織犯罪処罰改正法が施行されました。同法の改正については、日弁連をはじめ各種団体、学者らからの反対がありましたが、実際の運用はどうなるのでしょうか。
2017年7月23日 平松 幹夫さん
マナー講師
知らず知らずのうちにマナー違反?最低限知っておきたい食事時のマナー
日本人は食の安心・安全には敏感ですが「心を通わせて食べる」ことは苦手なようです。最低知っておきたい食事時のマナーについて解説します。
2017年7月22日 清水 泰志さん
経営コンサルタント
全成人に月8万円配布の提言が話題に。ベーシックインカムの利点と問題点
ベーシックインカムは企業中心の社会保障制度への代替案という意味だけではなく、人間の生存権をどう考えるかという理念的課題を含んでいます。
2017年7月21日 影山 正伸さん
社会保険労務士
東京都で時差BIZキャンペーン開始!通勤ラッシュ緩和につながるか?
東京都は7月11日から25日まで、通勤ラッシュ緩和のため「時差BIZ」キャンペーンを始めました。企業の多様性の受容が必要ですが、定着するでしょうか?
2017年7月20日 長谷川 満さん
家庭教師派遣
小中学生の親必見!夏休みの宿題は親子で楽しもう!
子どもたちにとって待ちに待った夏休みですが、忘れてはいけないのが大量の宿題。でも、工夫次第で子どもの成長につながる貴重な体験に繋がります。

JIJICOメルマガを受け取りますか?

> 受け取る

テーマ