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早川 弘太さん

健康コンサルタント

花粉症対策に有効な食事 花粉の時期に控えたほうがいい食べ物は?

2017年4月6日

花粉症にお悩みの方におススメの食べ物

5621acc00ca403a7d1ab7278e2fa84f6_m今や国民病といっても過言ではない花粉症。
毎年この時期になると『花粉症には〇〇を食べると良い』という情報が氾濫しますが、今回は花粉症でお悩みの方にオススメしたい食べ物についてご紹介したいと思います。

人間には、体内に侵入しようとした外敵や異物(花粉やウイルス、細菌など)を取り除こうとする働きが備わっています(いわゆる免疫力)。
ただし、人によってはカラダの状態によってある特定の異物に入ってこられると、この取り除こうとする働きが過剰に働きすぎてしまい過敏な反応(アレルギー反応)を起こしてしまいます。
これが花粉症を含めたアレルギーの簡単な仕組みです。

近年、この免疫と大きな関係を持っていることが明らかになっているのが『腸』の働きです。
花粉症対策に乳酸菌やビフィズス菌に代表される善玉菌を増やすと良いと言われているのは腸内環境を整えることで『腸管免疫』と言われるカラダの免疫バランスを整えることが花粉症対策につながると考えられているからです。

善玉菌と言うとヨーグルトなどの発酵した乳製品を思い浮かべる方が多いですが、近年は植物性の発酵食品、納豆や味噌、醤油など伝統的に日本人が食べてきたものの方が日本人胃腸にはあっているのではないか?ということで注目されているのでそのような発酵食品を上手に活用すると良いでしょう。

しかし、食べ物でカラダを強くするということはとても時間がかかりますし、数日から数週間食べたぐらいですぐにカラダが強くなるかというとそんな簡単なものではないですよね。

むしろ花粉の時期は『食べたほうが良い物』を急にたくさん食べることよりも、アレルギー症状を悪化させる可能性がある飲食を控えたほうが効果的です。

花粉症の時期に注意したい食べ物

花粉の時期に気をつけたいのが、果物の食べ過ぎです。
リンゴやメロンなどの果物を食べて口の中やのどが痒くなった経験を持つ方も多いと思います。
果物は健康的な食べ物として愛用されていますが、アレルギーが多く出る食べ物としても有名です。
様々な研究がすすめられて現在では花粉の種類とアレルギー症状を起こしやすい食べ物との関連もわかってきています。
詳しくは食物アレルギー診療ガイドラインに掲載をされておりますが、このような『花粉・食物アレルギー』と呼ばれる症状があるので、普段果物が大丈夫な方も花粉の時期だけは過剰摂取は控えると良いでしょう。
一部の野菜でもアレルギーを起こす方がいますので、食べ物アレルギーのある方は一度専門医での検査をオススメします。

また、果物や野菜以外でも注意したいのが、エビやカニなどの甲殻類です。
甲殻類も果物同様、アレルギーを起こしやすい食材として有名です。
普段大丈夫でも花粉症のひどい方は食べることを控えたり、食べる量を少なめにするなど注意しておいたほうが良いでしょう。

病気などの対策というとすぐに『◯◯を食べると◯◯に良い』という方向に行きがちですが、避けたほうが良いものが多いのも事実です。
これはどんな疾患にも言えることです。
冒頭にお伝えしたように食べ物で体を強くするということは根気のいる作業ですが、カラダにとってマイナスの物を摂取しないということは意外と効果が現れやすいものです。

花粉でお悩みの方は果物、甲殻類以外にも、カラダを冷やすような冷たい飲食物も控えておくと、くしゃみや、鼻水のようなカラダが冷えた時に起こるとの同じような症状の予防にも繋がるので冷飲食には注意しましょう。

サプリやトクホなど機能性食品など、いろいろな物を健康のためにたくさん取らせようとする風潮ですが、闇雲に栄養をプラスする前に、カラダや症状にとってのマイナスな物を取りすぎない工夫もしてみましょう。

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早川 弘太さん
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