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小西 明美さん

結婚コンサルタント、仲人士

婚活が上手くいかないのは高望みだから?婚活にのぞむさいの心がけについて

2017年5月7日

理想の結婚相手に巡り合えないのは女性にも理由がある?

結婚とは、人生最大の決意です。
一生を共にするパートナーにあなたの期待をかけるのは当然の事です。
そのあなたの当然のささやかな願いを叶えてくれる、理想の男性に出会えない。
そう嘆く独身女性の話をよく聞きます。
しかし、理想の男性に会えないのは、果たして自分には運がないからでしょうか?
必ずしもそうではありません。
女性の結婚に対する考え方、心構えが大きく影響するのです。

今回は私が運営する結婚相談所「グレイスマリッジ広尾」の入会面談にいらっしゃった、百合子さん(仮名)という女性の例をあげて、お話したいと思います。
百合子さんは、東京郊外の住宅地から都内の企業へ秘書職として勤務しています。
交際した男性は過去にいたのですが、既婚者でした。
いくら好きになっても一緒に家庭を持てるはずもなく、数年があっという間に過ぎました。そして、百合子さんは38歳になってしまったのです。
百合子さんの願いは、たった一人の運命の男性を愛し、愛されて結婚し、子供を産む。
そして、小さな庭がある家で、家族と幸せに暮らす日常です。
さて、このささやかな願いを叶えてくれる男性はどんな男性でしょうか?

まず、百合子さんは言いました。
「頼りになる男性がいいです。尊敬できるから。尊敬するためには、ある程度稼げる男性がいいです。年収はそんなに高くなくても普通の生活ができればいいんです。そうですね、、、800万円もあれば十分かな。」
さて、ここで38歳百合子さんの理想の相手像にひずみが起こります。
実は、年収800万円を満たす男性は、13.3%しかいません。
しかも、この中には既婚男性も含まれています。
36~39歳の男性の平均年収が499万円です。
このように、独身男性で年収800万円という条件を満たす男性はほとんどいないと言えます。
つまり、独身男性で年収800万円という条件を満たす男性を結婚相手の条件にすることは「高望み」になってしまうのです。
百合子さんが年収800万円にこだわる限り、理想の結婚相手にはまず出会えないということになるのです。

結婚を実現するためには女性から歩み寄ることも大切

国税庁実施「民間給与実態調査(平成26年度)」によると、男性の年齢別平均年収は次の通りです。
20~24歳 265万円
25~29 378
30~34 446
35~39 502
40~44 564
45~49 629
50~54 656
55~59 632

これが世の中の実態であり、これを踏まえて、現実的な落としどころを、あらかじめ定めておくことをおすすめします。

女性が結婚相手の条件として重要視する項目は、①年収 ②学歴 ③身長 の3つです。
年収を優先すれば、あなたより10才以上の年上の男性も視野に入れるなどと、妥協案を練る事が必要になってきます。
つまり、出会えた男性の条件に応じて、あなたも結婚を実現させるために歩み寄る事が必要になるのです。
中には、自分の思い描く理想の男性があらわれるまで無理せず待つ、という事を選択する女性もいます。
しかし、私はその選択はおすすめしません。
なぜなら、婚活では、出会いは待つものではなく、追いかけるものだからです。
特に結婚適齢期や妊娠適齢期という賞味期限に女性の価値が左右されるのは避けられない事実です。
この価値基準は確かに男性からみた判断基準です。
あなたの内面を判断する基準ではありません。
ただ、女性であるあなたも、女性側からの価値判断を男性に押し付けてはいないでしょうか?
男性、女性ともにそれぞれが持つ価値観から歩み寄ることが大切になってくるのです。

結婚とは、人生最大の決断であり賭けでもあります。
その賭けに踏み込む覚悟をある程度イメージしておきましょう。
もちろん、損する選択はしたくないですよね。
心配な時は、プロの手を借りる事も得策です。
結婚相談所のプロから、お相手選びやあなたの決断の後押しのためのアドバイスをもらうのです。

大切なことは、あなたの結婚に対する覚悟を決めておくという事です。
そのために有効な方法は、婚活期間をあらかじめ、一年ないしは二年と決めておく方法です。一定期間に婚活して出会えた男性の中から結婚相手を決めてしまうのです。

現代は、結婚は必需品から嗜好品へと推移しています。
このような社会情勢の中、あなたはなぜ結婚が必要なのか、いつまでにするのか、という強い決意を固めておくことが、婚活を成功させる秘訣です。
人生の賭けに踏み込む決断を私は応援しています。

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小西 明美さん
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