JIJICO

花岡 正敬さん

理学療法士・柔道整復師

背中丸めた「悪い座り方」が頭痛・肩こりを招く!「良い座り方」とは?

2017年8月10日

解決!アスクミー JIJICO

背中を丸めた「悪い座り方」が頭痛・肩こりを招く

私のスタジオには多くの頭痛・肩こりでお悩みを持った方が来られますが、その方々の座り方をチェックすると、骨盤を後ろに倒し背中を丸めた、いわゆる「悪い座り方」をしていることがほとんどです。その方々の職業はデスクワークの事務職から陶芸家まで様々ですが、中には母親に連れ添われて小学生が来るケースもあります。

「悪い座り方」を長く続けると、頭痛や肩こりをはじめとした多くの悪影響があるため、常日頃から骨盤を起こした「良い座り方」を心がけることが重要となります。

背中を丸めた「悪い座り方」による影響

悪い姿勢とは、背中を丸める、机に肘をつく、体が利き手の方に傾く、足を組むなどがあげられます。このような姿勢を長く続けると「頭の重みで筋肉が緊張して血流が悪くなり、疲労物質が増えて痛みを誘発する」と言われていますが、実は痛み以外にも様々な悪影響があります。次のような症状があれば、悪い姿勢の影響が疑われます。

  • 肩こり・腰痛などの痛み
  • 呼吸がしにくくなる
  • 内臓の働きが悪くなる
  • 体型が崩れる
  • 自律神経系がアンバランスになり、頭痛・眩暈・吐き気・寝つきが悪いなどの症状が出る。

なぜ「悪い座り方」になるのか

「悪い座り方」になる原因として、椅子中心の生活様式になり、正座など骨盤を起こすことが少なくなったり、文化的要素の変化、例えばスマートフォンを長時間利用する際の姿勢が悪い座り方になったりするなどの他に、筋力の低下や柔軟性の低下などの身体的な要素も影響していると考えられます。

① 生活様式や文化的要素

  • スマートフォンなどの普及による姿勢の悪化
  • 生活様式の変化により、姿勢を正す意識の低下
  • 長時間のデスクワーク

② 身体的要素

  • 姿勢維持筋(インナーマッスル)の低下
  • 柔軟性の低下

「良い座り方」とは

「良い座り方」のポイントを以下にあげますので普段から意識することが重要です。あまりにも筋肉が硬かったり、左右の歪みがあったりする場合は、最初に簡単なストレッチを行うと効果的です。

  • 椅子の背もたれにもたれかからないように腰掛ける
  • 脚の裏全体を均等に床につける
  • 骨盤を立てる(腰骨を立てる)
  • お腹・お尻を引っ込める
  • 胸を開いて肩の力を抜く
  • 頭のてっぺんが天井に引っ張られるイメージで顎を引く

良い座り方で健幸ライフへ

「悪い座り方」は、肩こりや腰痛などの痛み、頭痛や睡眠障害や集中力の低下などにも関与します。是非、普段から「良い座り方」を心がけていただき健幸ライフを手にいれてもらえたら幸いです。

\ この記事をシェアしよう! /

専門家に相談してみよう!

花岡 正敬さん
理学療法士・柔道整復師

この専門家について

執筆記事一覧

関連記事&スポンサーリンク

最新記事や今おすすめ記事をお届けします。
解決!アスクミー JIJICOメルマガ

>今すぐ登録する!

「こころとからだのケア」のその他の記事

2019年7月27日 田久朋寛さん
大道芸人/高齢者介護レクリエーション講師
注目が集まる笑いと健康の関係 日常生活で笑いを増やすには
笑いと健康の関係が注目されています。免疫を活性化し、ストレスを減らし、人間関係を豊かにするなど、笑いには様々な効能があります。本記事ではこれらの効能を詳しく解説し、日常生活で笑いを増やす方法も紹介します。
2019年6月23日 村田 晃さん
心理学博士・臨床心理士
うつ病を発症し退職からのひきこもり、どのように回避すれば良いか?
「うつ病発症➝退職➝ひきこもり」の流れを回避するポイントは、「自分で抱え込まず、援助を求める」こと。うまく援助を求めるのも一種のスキルと捉え、社会資源を可能な限り利用することが大事。
2019年4月30日 青柳 雅也さん
心理カウンセラー
五月病にならないために気を付けるべきこととは?
今年のゴールデンウイークは10連休というかつてないほどの長い休みになります。ゴールデンウイーク明けに起こりやすい五月病ですが、例年より長い分、その発生を危惧する声も上がっています。五月病というのはどういう状態で起こるのでしょうか。また五月病にならないために気を付けるべきことはどんなことなのでしょうか。
2019年1月19日 上野 由理さん
美脚マエストラ
女性の「うろこ脚」の原因と対策を知ってキレイな足を目指す!
冬になると、肌の表面が乾燥し魚のうろこのようになってしまう「うろこ脚」しっかりお手入れしているはずなのに出てくるうろこ模様に、困っている人も多いのではないでしょうか。美脚を保つためのポイントをご紹介。

テーマ