JIJICO

田中 正徳さん

次世代教育プランナー

知育で育む親子の絆 「どんな知育玩具を与えるか」よりも大切なこと

2017年10月13日

解決!アスクミー JIJICO

いつの時代も関心が集まる、子どもの教育や知育

いつの時代も自分の子どもには賢く健やかに育って欲しいと思うのが親心というものです。これから始める習い事はどれがいいのか、習い事も大切だけれど家でも学習の習慣を身につけさせたい、そのためには何をしたらいいのか。家庭での知育も盛んで、パズルやブロック、そろばんなど楽しく学べる知育グッズは豊富に溢れています。子どもが幼児の段階から、色々な情報が飛び交う中、模索している親御さんも多いでしょう。

たとえば有名人の学習方法などに注目する方もいるのではないでしょうか?最近はコンピューターとの電脳戦などで「将棋」が人気ですが、今年は特に最年少のプロ棋士、14歳の中学生、藤井聡太四段に注目が集まりました。プロデビュー以来公式戦29連勝と歴代記録の単独トップに立った姿は、記憶に新しいはずです。

そこで、どうやったらこのような偉業を達成できるのか、藤井四段は小さいころ一体どうやって育ったのか。彼の子ども時代に使っていた知育玩具なども話題になっています。

藤井四段が使っていた知育玩具

将棋は知的なイメージがあり、記憶力・論理力・推理力・直観力・分析力など脳を総動員して戦略的に勝負をしていくプロセスがその醍醐味ですが、藤井四段が3歳のころから遊んでいたのは「キュボロ」という木の玩具でした。ブロックを組み合わせて構造物を築き、上から落としたビー玉が下まで転がり出られる道路を作って遊ぶ玩具です。本場スイスでは愛好家がいるほど、大人でさえ夢中になってしまう魅力があるようです。

藤井四段も我を忘れて熱中して遊んでいる間に、「先をイメージしながら、いろんなことを試す」「その結果が目に見えてフィードバックされる」「達成感を得られる」というステップを繰り返すことで、将棋に必要な先を読む力や論理力を、遊びながらも楽しく身につけられたのかもしれませんね。

大人が楽しそうにしていると子どもは憧れる

さて、知育グッズは論理的思考力や想像力を培ううえで役立つと言えますが、子どもが楽しく学ぶために大切なポイントがあります。それは、子どもは大人が楽しく取り組んでいる姿を目の当たりにすることで、自然と「やってみよう」という気になるということです。

どんなに素晴らしいグッズでも、子どもが強制されているだけで楽しめなければ、知育はうまくいかないものです。もともとが遊びを通して、夢中になって没頭するから学べる知育玩具ですから、イヤイヤさせられても、狙いとしている力が身に着くことはありません。しかし、逆に大人が楽しそうに遊んでいると、子どもは憧れて「楽しそうだ。自分もやってみたい」と思うようになります。

そういう意味では、どんな知育玩具を選ぶかということよりも、親子で一緒になって取り組むことが最も大切な要素と言えます。あなた自身も夢中になって、お子さんと一緒になって遊びたいと思えるような知育玩具が子どもの学習にとっては一番確実で近道と言っても良いかもしれません。そういった精神的な意味でも親子のつながりになる知育こそが、親子の絆を育み、子どもの自信にもつながるはずです。

専門家に相談してみよう!

田中 正徳さん
次世代教育プランナー

この専門家について

執筆記事一覧

最新記事や今おすすめ記事をお届けします。
解決!アスクミー JIJICOメルマガ

>今すぐ登録する!

「教育」のその他の記事

2017年10月19日 小林 一也さん
経営コンサルタント
解決!アスクミー JIJICO
初めての海外赴任が決まったら試して ほしい3つの考え方
海外赴任は習慣や文化の異なる人々と協働することを意味します。ビジョンを忘れず、怒らずに対話し、共感し合おうとする考え方がその助けとなります。
2017年10月19日 半田 望さん
弁護士
解決!アスクミー JIJICO
白票・棄権は選挙でどのような意味を持つのか?
選挙において誰に投票していいかわからない、投票したい候補者がいないという理由で投票に行かなかったり、白票を入れるということがありますが、これは選挙における意思表示として適切でしょうか。棄権や白票が選挙においてどのような意味を持つのかを考えます。
2017年10月18日 神田 正範さん
防犯・防災コンサルタント
解決!アスクミー JIJICO
横行する特殊詐欺 巧妙な手口に騙されないためには
横行する特殊詐欺。大敵は「もしかしたら…」という疑心暗鬼です。詐欺師の標的は「対岸の火事」と「根拠のない自信」。興味をもつ事が被害予防の第一歩です。
2017年10月17日 大竹 光明さん
社会保険労務士
解決!アスクミー JIJICO
長時間労働によるNHK記者の過労死 優秀な社員をつぶさないために
NHK記者の長時間労働による過労死。記者の責任感に任せて過重労働を放置していたNHK。意欲ある社員の長時間労働是正のために何が必要なのでしょうか。

テーマ